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心療内科、受診に行くかどうか迷っているときの目安は?

精神科や心療内科には、どの程度の症状で行ったらいいのかわからない、という声があります。たしかに身体に具体的な症状が出るとはかぎらない『心の病』は、見分けることが難しい面があります。単に疲れがたまっているだけ、気分が落ち込んでいるだけという経験は誰しも持っていることでしょう。ここではこんな症状が見られたら受診したほうがいいとうケースを紹介したいと思います。

 

目安になるのは、睡眠と食事です。睡眠・食事というのは、人間が生きるうえで欠かせない生理的欲求です。この二つはストレスや心理状態を反映しやすく、ちょっとした不快なことでも変調をきたしやすいのです。

 

睡眠であれば、眠ろうとしても30分以上寝付けなかったり、普段より早く目が覚めその後は眠れない。または夜中に何度も目が覚める、もしくはいつでも眠気がとれず普段より眠りすぎる。そういった睡眠のリズムの乱れが2週間以上続くようなら受診のサインだといえます。食事であれば、空腹なのに食欲がわかない。味が感じられず美味しくない、まったく食べない、もしくは大量に食べ過ぎるなどの症状があれば受診を考えたほうがよいでしょう。

 

生理的欲求がうまく消化できないということは、心身のバランスに崩れが生じている可能性があります。精神科、心療内科といった診療科で早めに診てもらうのがのぞましいでしょう。

https://www.michiwaclinic.jp/

心療内科で行われる薬に頼らない認知行動療法

心療内科や精神科で行われる精神疾患の治療について、
薬漬けにされるイメージがあって抵抗がある、
という方もいるようです。

たしかに薬を使う場合もありますが、
それはあくまでその個人の症状によりますし、
多くの薬を使わない効果的な精神療法もあるのです。

精神療法とは、薬を使わずにその人の内面に働きかけることで
根本的に治していく治療法です。

精神療法で特に有名なのが「認知行動療法」でしょう。
認知行動療法は、私たちの物事のとらえ方(認知)を修正することで、
考え方や行動を変化させる治療法です。

私たちは同じ物事に対してもそれぞれ認知が異なります。
例えば、いきなり人前でスピーチを頼まれても、
「絶対無理!恥ずかしいし笑われちゃうよ」
という人もいれば、
「ちょうど言いたいことがあったんだ、いっちょ感動させてやるか」
と積極的な人もいます。

これは思考のクセとも言えて、
「人前で話す→うまくできない→恥ずかしい→やりたくない」
「人前で話す→注目を浴びる→人に影響を与える→やってみたい」
というよう同じことを目の前にしてもとらえ方が違っているのです。

この認知が歪んでくると、
物事のマイナス面ばかりに目がいってしまい、
常に不安におびえたり、ネガティブな感情に支配されたりしてしまいます。

認知行動療法は訓練された治療者の元で行うことで、
薬と同等以上の効果をもたらすこともあります。

今では気軽に心療内科の門をたたく方も増えてきました。
気になることが少しでもあれば、
気構えることなく問い合わせしてみてください。
体も心も早期発見が早い回復につながります。

名古屋市名駅の心療内科はこちら。

痛みの原因を心療内科で探る

痛みは生活の中で大きなストレスの要因になります。

熱っぽかったり、ジリジリしたり、
ピリピリしたりと不快な痛みが続き、
病院に行って検査を行っても原因がわからず、
鎮痛剤も全く効果がないという症状を抱えている人はいませんか。

そうであれば、一度心療内科に行くことをお勧めします。

もしも心因性の問題が痛みを引き起こしているのであれば、
その症状疼痛性障害と呼ばれています。

疼痛性障害は痛みが急に始まり、
数週間から数ヶ月の間に徐々に悪化していき、
慢性化するため仕事や家事、
または学業などの日常生活に支障がでてきます。

心療内科でカウンセリング
また薬物療法によって心の問題をほぐしていくことで
徐々に身体的な痛みも薄らいでいくことが期待されます。

薬物療法には抗うつ剤、感情調整薬、
状況がひどい場合には強力安定剤なども
用いられることもあります。

また心療内科の治療の一環として
催眠治療によって
自分の体をコントロールできるようになってきて、
少しずつ痛みが和らぐことで心にも余裕が出てきます