しばし巷を賑わす『60才で妊娠!』や『50才で妊娠!』というニュース。ギネスブックではスペインの女性が66才で双子を出産したというのが最高齢のようですが、そうした情報を誤解し、女性はいくつになっても妊娠可能だと思い込んでいませんか?
一般的に35才以上を高齢出産、50才以上を超高齢出産といいますが、自分の卵子で妊娠できる限界は40代までといわれています。それに上記のような超高齢出産の場合、自分の卵子か、生殖医療でほかの女性から提供してもらった卵子かで話は大きく変わりますし、年齢が上がれば上がるほど母体のリスクは高まるということは考えておくべきでしょう。
妊娠に必要な女性の卵子は20代からすでに老化が始まっていて、数の減少とともに質も低下していくものです。30代も半ばを過ぎるころには卵子の数は生まれたときの1~2%になっているというデータもありますから、不妊治療は早ければ早いほど効果が出やすいのです。
仮に採卵(母体から卵子を取り出すこと)で40才の方から20個採卵できても、20才の数個にはかなわないというのが現実。もしあなたが自分の赤ちゃんを望むなら、決断は早いほうがいいのです。https://biyonai.net/